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主将の声

柔の道中記(1)  2014年01月20日

こんにちは、お久しぶりです。前主将の星野映です。11月から小林主将に代わっていますが、今回は特別に「主将の声」を書く機会をいただきました。

昨年末にシンガポールへ柔道指導・交流に行きました。
現在、シンガポールに駐在されている今井将行先輩(平成4年卒)からお話をいただきました。

12月25日の10時45分に成田空港を発ちました。着いたのは現地時間の17時半頃。シンガポールと日本の時差は1時間です。

真冬の日本を出るときに空港で長袖シャツ1枚になったのですが、やはりシンガポールは暑かったです。気温は30℃近くありました。
到着口を出るとすぐに、今回招待してくださったTang Soon Onn先生に迎えていただきました。
Tang先生はかつて国際武道大学で稽古を積み、1989年の東南アジア競技大会(SEA Games)では金メダルを獲得しています。今回はTang先生が指導するHwa Chong Institution学校の柔道チームとS A Judo Academyという道場でお世話になりました。

Hwa Chong Institutionでは、日本の中学生〜高校生の年齢の生徒が学んでおり、非常に大きな私立学校です。私はこの学校で12月26〜28日に行われた合宿に参加させていただきました。

宿泊も学校の寄宿舎ということですが…、

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鯉が泳いでいます…。

この学校の寮は来客者も泊まれるという面白いシステムになっていました。


その日の夜はTang先生、今井先輩と夕食をご一緒させていただきました。

26日から合宿が始まります。
道場へ行くまでの道のりで広い学校の構内を見ることができました。

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卓球場や体操場など、他のスポーツ施設も充実しています。


柔道場は試合場2面ほどの広さです。道場の壁にはTang先生の武大時代の写真が飾られており、樗澤先生が写っている写真もありました。

Tang先生は日本での経験を非常に大事にされています。
日本の寒稽古が大好きだったという話をされていました。常夏のシンガポールでは寒稽古というわけにはいきませんが、鏡開きなどは行っているそうです。

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生徒は60人くらいでしょうか。かなりの人数です。男女比はほぼ1対1でした。
9時になると「セイザ」など日本語で稽古開始の礼が行われ、練習が始まりました。


(続く)