8月3日から5日まで三陸へ行ってきました。
柔道部として東北へ訪問させていただくのは3度目です。
私自身は初めて三陸の地に行くことになりました。
百聞は一見にしかず、実際に自分の目で東北の現状を見たいと思い参加させていただきました。
夜行バス「ビーム1」に揺られること10時間、宮古駅に到着しました。
初日は宮古高と宮古第二中の2組に分かれて練習しました。
寝技が強いという印象を受け、熱心に中高生と汗を流しました。
午後は、浄土ヶ浜へ。
佐々木碧衣(社3)のお父様に連れて行っていただきました。
夜は吉田真也・昌史両先輩のご実家で宿泊させていただきました。
両先輩のご両親はとてもパワフルで、いろいろなお話をしてくださいました。
そして、おいしい肉をご馳走になり、楽しい時間を過ごしました。
2日目も同様、宮古高にて練習。
練習ではワセダのウォームアップと寝技の補強をさせていただきました。
中高生は普段から補強練習をやっているようだったので楽だったかもしれません。。
午後は、山田町の役場を訪問しました。
そこでは山田町の震災当時の状況などを詳しく教えていただきました。
夜は佐々木家に宿泊させていただきました。
おいしい晩御飯をいただき、三陸を満喫することができました。
私はウニ丼に感動しました!絶品!
最終日は宮古市民総合体育館で合同練習。
午前は立ち技中心、午後は学生の技講習。
学生の技を習おうと積極的に質問する場面が多く見受けられました。
移動のとき、車窓から見えるのは大規模な工事現場ばかり。
何もない広大な土地を見ると、人々の暮らしがあったとは到底思えないのです。
そこは以前、民家が建ち並んでいたというのですから。
実際に東日本大震災を経験していなければ、その悲惨さや苦労を知ることはできないと思いました。
今回、柔道によって宮古の人たちと繋がることができました。
この交流を通じて、地元の方々の故郷を大切にする気持ちを強く感じました。
私たちは、地域が結束する結いの力に圧倒されました。
ワセダと三陸の繋がりは大切にしなければなりません。
柔道をすることしかできませんが、そう思います。
三陸でお世話になりました皆様、
私たちを温かく迎えてくださり本当にありがとうございました。