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部員日誌

シンガポール・マレーシア訪問を終えて  2017年02月17日

こんにちは。

3年の中嶋です。

2月6日から13日にかけて、私達3年生はシンガポールとマレーシアへ訪問してきました。
今回の部員日誌ではその報告をさせて頂きたいと思います。



1. 事前学習

 まず私は、事前学習としてシンガポールの地理と歴史について調べました。それぞれについて調べる中で、シンガポールは人種問題などに起因する諸問題が複雑に絡み合った結果マレーシアから独立し、現在は一つの国家を形成しているということを知りました。
 実際に現地に到着すると、街中には中華系民族を筆頭に、インド系やマレー系と思われる多種多様の民族が共存していることを自分の目で確認することが出来ました。特に8日と9日に訪れたリトルインディアでは、多くのインド系民族が暮らしている区域を見学することが出来ました。そこにはたくさんのインド人たちが営む大きなコミュニティが広がっていて、飲食店、衣料品店、雑貨屋などのすべてがヒンドゥー教に則したものに統一されていました。日本では見ることの出来ないその景色は私にとって、とても新鮮なものでした。
 
 今回のシンガポールとマレーシアへの訪問を通して行われた現地の柔道競技者との国際交流は、私達の国際感覚の醸成に大いに資するものでありました。現地の柔道競技者との練習試合、稽古、会食および市内見学を介して知り得た現地と日本との文化的な差異は、私に多くの気付きを与えてくれました。

2. 柔道について

 まず、技術面で気づいた点は、シンガポール、マレーシアの両国選手ともに左右の技を両方持っているという点です。特にマレーシアの選手の多くは左右の一本背負投を得意技として使っており、引手か釣手のどちらかを掴んだら不安定な体勢からでもすかさず巻き込み気味に担いでくるため、常に左右へ注意を払っておく必要があり、とてもやりづらかったです。
 稽古は、私たち学生と現地の選手が元立ちとなって、掛かり稽古方式で行われました。赤道直下の極めて高温多湿な気候の中にもかかわらず、現地の選手たちは積極的に稽古に参加していたため内容の濃い、充実した稽古をすることが出来ました。
 そして、シンガポールとマレーシアの両国の選手に共通して言えることは、彼らは柔道に対してとても意欲的であるということです。どの選手もみな積極的に練習に参加し、練習後には自発的に技の研究をしていたのには驚かされました。そんな彼らの姿を見て、彼らは本当に柔道が好きで、心から楽しんで競技活動に打ち込んでいるのだという印象を受けました。彼らの柔道に対する姿勢から見習うべきところが多かったです。
 シンガポールとマレーシアでの練習試合、稽古を行ったことは単なる技術力の向上のみならず、総合的な競技力の向上に繋がったと思います。
 
3. 最後に

 今回のシンガポール・マレーシア訪問は、私たちにとって何ものにも代えがたい非常に貴重な経験となりました。
 まず、今回の訪問において多大なるご支援を頂いた坂元英郎先輩(昭和35年卒)と坂元範恭さん、マレーシア柔道連盟の皆様、掘敦登先輩(平成26年卒)、そしてシンガポール柔道連盟の皆様とタン・スン・オン先生、そして平素から当部の活動にご支援、ご協力下さっているOB、OGの皆様方に心より御礼を述べさせて頂きます。誠にありがとうございました。

今回の経験を糧にして、より一層精進していきたいと思います。

今後も早稲田大学柔道部へのご支援、ご協力のほどよろしくお願い致します。

Author:中嶋 颯(13年)