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監督の声

東京学生優勝大会  2011年05月30日


昨日、日本武道館で東京学生優勝大会が開催されました。


4年生の金井は、学連委員長として初めての大舞台。
開会宣言は、立派でした。
前日の監督会議でもいい仕切りをしていました。
第60回記念大会である全日本学生優勝大会や今回の東京学生優勝大会の準備で、おそらくほとんど寝ていないはず。
体には気をつけろよ!


東京学生優勝大会01
檀上の細いのが金井




さて、試合の結果は・・・・







男子  ベスト16
女子  3位(3人制)

残念ながら男女ともに目標を達成することはできませんでした。
男子は今年も日本体育大学の厚い壁に阻まれました。
女子は一人少ないハンディキャップが重く圧し掛かりました。


男子は「今年こそ!」と臨んだ試合だけに、0−5という大差での敗退は、厳しい結果でした。

地道な強化策により、個々の力は確実にアップしているはず。
しかし、結果として、その個々の力をチーム力として発揮することができませんでした。

もともと早稲田柔道は、団体戦にこそ力を発揮するという伝統があります。
一人ひとりの力はそれほどでもないが、団体戦になると実力以上の力を発揮するのが早稲田柔道の魅力です。
団体戦に底力を発揮するチームになってこそ、復活の第一歩だと思うのです。


選手は、早稲田の代表であるという『誇りと自覚』をもって勝利にむけて取組む。
選手以外の部員は、チームの勝利のために全力でサポートする。
そして選手は、サポートをしてくれる部員に感謝し、死に物狂いで戦う!
そんな姿を観て感動した部員やOB関係者たちがさらに応援する!
こんな循環がチームに一体感を育み、そして強いチームができあがるのです。

たしかに部員は与えられた環境の中で、一生懸命頑張っています。
サポート陣も本当によくやってくれました。
しかし、もっと本気のバカになって自ら環境をつくりだすようにならなければ、栄光は掴めないと思うのです。

そう バカになるのです!
バカに 
バカ バカ バカ バカ バカ ・・・・・・
あー すっきりした。

指導者がもっとクレバーなバカになって『愛(ラブ)注入』しなければならないのでしょう。

応援していただいた関係者の皆様、ご期待に沿えず申し訳ございません。
1カ月後の全日本学生優勝大会では、『早稲田の魂』を見せたいと思います。



東京学生優勝大会02

東京学生優勝大会03
デビュー戦の2年生のキアラシ(上)と1年生の小林(下)