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監督の声

全日本学生柔道優勝大会(その2)  2011年06月27日

さて3日目です。

中京大学戦は、先鋒から中堅までが4連勝し早々に勝負を決めました。
1年生の小林が、団体戦 初勝利!
将来 良かったね!


さて、目標のベスト8をかけて山梨学院大学戦。
山梨学院大学は、昨年3位。関東大会では筑波大学を破って優勝したチーム。
早稲田は前半勝負のオーダーで試合に臨みました。

結果は0−4で惜敗。
スコア程の差は、感じませんでしたが、やはりこれが実力の差。
山梨学院は、スター選手はいませんがよく鍛えられた素晴らしいチーム。
準々決勝の日体大に快勝した試合は圧巻でした。

団体戦は、一致団結し、流れを掴んだチームが勝利をつかみます。
予期せぬ失点が命とりに。
逆に思わぬヒーローをだしたチームが勝利をつかみます。
早稲田大学には、このヒーローが待たれます。
ただし、「ヒーローは一日にしてならず」
ともかく悔しい試合でした。


全日本学生柔道優勝大会(その2)01
片岡(1年生)のデビュー戦 






3日間が終了しました。
1日1,2試合とはいえ、3日間連続の公式試合は、おそらくはじめての経験。
選手もサポート陣もさぞかし疲れたことでしょう。


しかし、今大会でもっとも疲れたのは、この人。
金井拓人
おそらく数日間、数週間?ほとんどまともに寝ていないはず・・・
前代未聞のこの大会を滞りなく運営し成功させたのは、学連委員長である金井の貢献大です。

試合の運営だけでなく新しい試みも随所にみられました。
Twitterでの試合結果速報。
畳がずれることもありませんでした。
まさしく Good Job!


そんな金井を慰労しようと閉会式が終わってから部員全員は金井のもとに集まりました。
部員の前では、いつもポーカーフェイスの金井も感きわまり涙・・・

全日本学生柔道優勝大会(その2)02

金井から次のことがトツトツと語られました。

柔道部員でありながら部員と活動が一緒に出来ない苦悩
学連委員長という立場がありながらも、早稲田の勝利を祈る思い
学生柔道を支えるため、今後の学連の後輩の指導をしていく決意
部員から惜しみない拍手が送られました。


昨今の経済状況や大震災があったにも関わらず、当たり前のように試合ができるのも、彼ら学連委員やそれを支える関係者やスポンサーをはじめとする支援者の皆様のお陰です。
普通に柔道ができるのは当たり前のことではないのです。
あらためてそんなことを感じた大会でした。


今年度の前半戦が終了しました。
しかし、後半戦の向けた戦いは、すでに始まっています。
頑張ろう! 早稲田柔道