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岩手県宮古高校訪問(その1)  2011年07月21日

17、18日、早稲田大学柔道部員が宮古高校に行ってきました。
東日本大震災で被災した地区にある岩手県の宮古高校から早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)に柔道部員の派遣依頼があったことがきっかけです。
宮古高校は、3名がインターハイ出場を決めています。
厳しい練習環境の中で頑張っている高校生の力になればとおもい3名の部員の派遣をしました。

ちなみに宮古高校は、柔道OBの吉田真也(H12卒)、昌史(H14卒)兄弟の出身校。
柔道部顧問の和合先生は、現役時代は、65kg級の名選手。
母校の順天堂大学では団体戦のレギュラーとしても活躍されていました。
早稲田大学は団体、個人戦で和合先生には苦しめられました・・・


さて、宮古高校に派遣した次の3名にインタビューしました。

佐藤健太郎(4年・スポーツ科学部・山形工業出身)
加茂田絵夢(4年・社会科学部・京都学園出身)
野口雄飛(2年・人間科学部・熊谷高校出身)


■今回、宮古高校への派遣の話しを聞いたときどう思いました?

加茂田「自分がずっと続けてきた柔道で、被災地の生徒たちに貢献できるのであれば嬉しいと思い、是非行きたいと思いました」

野口「自分も被災地に行って何かしたいと思っていたので、ラッキーとおもいました」

佐藤「早稲田の他部もボランティア活動をしていることを聞いていたので、やっと柔道部としてできる機会がきたと思いました」


■現地にいってみてどんな印象をうけましたか?

加茂田「海の近くには、何もなにもありませんでした。最大級の津波にも耐えられるといわれていた堤防が破壊されておりあらためて津波のすごさを目の当りにしました。町はようやく自ら動き始めたような感じで今回の地震がいかに凄いものかを実感しました」

岩手県宮古高校訪問(その1)01
破壊された堤防


佐藤「宮古の商店街は復興が早く進んでいる印象を受けました。これは、今回の震災をきっかけにお互いが助け合い励まし合うという、人と人との絆の深まりが復興を早くさせているそうです。団結力の大切さを感じました」

岩手県宮古高校訪問(その1)02
まだ信号機が・・・


つづく