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監督の声

岩手県宮古高校訪問(その2)  2011年07月22日

(前回からのつづき)

■宮古高校の柔道の生徒と交流してどうでしたか?

加茂田「最初、高校生は緊張した様子でしたが、すぐに打ち解けることができました。部員の約7割の生徒は家を流され仮設住宅に避難生活をしているそうです。でも、そんなことを感じさせず、みんな明るく元気でした。とっても好印象でした」

佐藤「和合先生の教えだと思うのですが、しっかり組んで姿勢のいい正統派の柔道をします。早稲田の柔道スタイルに近いと感じました」

加茂田「みんな柔道が好きで、今回インターハイに出場する佐々木さんは、アドバイスをしたら何度も何度も反復をして翌日にはすっかり自分のものにしていました。自分の高校時代を思い出し、刺激を受けました」

野口「みんなスピードがあり、いい練習になりました。指導に行ったというより自分の強化になりました(笑)」

岩手県宮古高校訪問(その2)01
前列左から藤田先生、和合先生、加茂田、野口、佐藤、吉田昌史先輩


■最後にひとこと!

加茂田「被災地では、みんなで団結して復興しようとするパワーを感じました。TVの情報だけでは分からない現実をたくさん見ました。何事も自分の目でみなければ分からないと思いました。和合先生、藤田先生、柔道部員の皆さん、また、吉田先輩と先輩のご両親に大変お世話になりました。インターハイに出場する3名は頑張ってください!」

野口「みなさんも被災地に行くかどうか迷っているのであれば、絶対行った方がいいと思います。行くことはエネルギーも時間も要しますが、必ず得られるものがあります。行けば自らできるとは必ずあります。今回、自分たちはボランティアで行ったつもりでしたが、逆に助けられたような感じです」

佐藤「自分たちも震災の影響で少しの期間、練習が出来ない時期もありましたが、今回、宮古高校に行って、あらためて好きな柔道を普通にできることが嬉しく有難いことか気付かされました。また、被災された町の皆さんが明るく団結して頑張っている姿をみて、こちらが励まされました。この経験を副将として柔道部の活動に生かしていきたいと思います。アディオス!」


岩手県宮古高校訪問(その2)02
吉田昌史先輩のご両親と

野口雄飛 部員日誌