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監督の声

第6回 早稲田大学コーチ・サミット  2011年07月25日

7月23日 早稲田大学コーチサミットに参加してきました。
早稲田大学の各運動部の監督、コーチが参加する会議で、早稲田スポーツの横のつながりを構築する貴重な集まりです。
監督としてのモチベーションを維持し、自らを高める大切な場。

今回で、第6回目、参加者は過去最多です。
それもそのはず・・・
今回のメインセミナーは、我らが岡ちゃん。
元サッカー日本代表監督 岡田武史さんです。

いまさら説明には及びません。
岡田元監督は、早稲田の先輩、政経学部出身です。
現在は、早稲田大学で客員教授として教鞭をとられているそうです。
サッカーの代表監督というのは、おそらく日本で一番プレッシャーを受ける職業。
おそらく地獄と天国を見てきた方です。
きっと、いろいろな話しが聞けるはず・・・

テーマは「わたしが考える指導者のあり方」


第6回 早稲田大学コーチ・サミット01


なでしこJAPANの優勝の話題にはじまり、ご自身の指導者としての歴史をさまざまなエピソードを交えてお話ししていただきました。


印象の残った話しは次のとおり

・最初は、だれも相手にしなかったワールドカップ目標ベスト4だが、言い続けることで、最後は、選手だけでなくスタッフまでもが本気でベスト4を目指していた。
・指導は人マネしてもダメ!指導は自分流しかない。
・これでワールドカップにいけなければ俺のせいじゃない!開き直り。遺伝子にスイッチが入った感覚。
・命と引き換えにワールドカップに行けるのであれば・・・監督としての覚悟!
・いろんなことに手をだす。おいしいところだけをとる。
・それまでの指導は空のコップに何かをいれることばかり考えていた。
(例)〜をすべき   君の指導は調教だ。
・教育とは引き出すこと。選手には気付かせてあげる。信じて褒める。ただしチームとしてのディシプリン(discipline)は必要。
・勝負の神様は細部に宿る。小さなことが出来るかで勝負がきまる。
・23名の選手のうち試合にでない選手の人選が重要。
・順調に成長した選手はいない。より強くなるためにスランプはある。
・骨盤周りの体幹を鍛えれば、日本人は外国人とも十分渡りあえる。


日本代表の裏話やご自信のエピソードを交えユーモアたっぷりの講演でした。
修羅場をくぐりぬけた本物のリーダーを見させてもらいました。



第6回 早稲田大学コーチ・サミット02
懇親会での応援部のリーダーによる早稲田3部作(紺碧の空、早稲田の栄光、都の西北)

宮内先生が今月末をもって競技スポーツセンター所長を勇退されます。
今後は、大学のスポーツ振興、競技スポーツ担当の理事としてご活躍されます。
柔道部のことをいつも心配していただき、激励していただきました。
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。