監督の声
≪早慶・女子柔道対抗戦（エキジビション戦）≫
10月18日(日)、講道館大道場におきまして平成27年度早慶柔道対抗戦が行われ
ました。
当日は晴天、多くのＯＢ・ＯＧはもとより御父母並びにこの早慶柔道対抗戦を応援して
下さる方々の来場で会場は熱気にあふれ、それに影響されて選手も素晴らしい試合
の展開に期待感を感じた次第です。
また、この対抗戦の開催にあたり、早慶両校の関係各位、講道館、並びにご支援を
頂いている方々に厚く御礼申し上げます。
そんな中で女子対抗戦も下記の要領で本年度が行われました。
一、四人制
二、体重無差別制
三、試合配列は自由
ついては、できるだけ多くの女子部員にも伝統戦の雰囲気を経験させたいのですが
本年度は下記の部員で臨みました。
先鋒 渡邊聖未 （一年・本年度、全日本学生体重別大会63級優勝）
次鋒 滝澤美咲 （一年・本年度、全日本体重別ジュニア大会出場）
副将 佐々木碧衣 （三年）
大将 小林真実子 （三年・本年度、全日本学生体重別大会出場）
＊結果として、渡邊・佐々木の一本勝ち、滝澤・小林の引き分けの2対0というスコア
で勝利を収ることができましたが、選手の気持ちは抜きに、監督を務める者としては
その内容に不満が多少残るものでした。
なぜなら、主要大会を終えた本学、次年度を見据えて日々の練習に取り組んでいま
す。そのことを考慮すると前述のような心境にならざるをえません。
また、もっと、レベルを上げるべく取り組みなさい、という「天」の声が聞こえた感がし
ます。
試合を終え、選手はもとより、今回出場できなかった学生もポジティブにとらえて
くれていると思っていますので、今後に期待します。
それは、勝利に酔った・安堵感を見せた学生の表情に伺えます。
＊今週・来週末にかけてアブダビで開催される世界ジュニア大会、グランド・スラム大
会に渡邊聖未（スポ科・一年）が出場します。
結果等はまた、ご報告します。
女子監督 川田一洋