ご挨拶が遅くなり大変失礼いたしました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
早稲田大学柔道部の年始は寒稽古から始まります。
寒暑に負けず、苦痛を我慢して頑張れる体力を持つことは、あらゆる事柄に臨むにあたって必要な力であり、寒稽古を行う理由はまさにここにあります。
非日常での寒稽古は精神を鍛え、困難に立ち向かう気概を養うには最適だと考えています。
単位取得に向け、レポートや試験に忙しいこの年初の時期に行うことは学生にとっては非常につらいことだと思いますが、私自身の経験に鑑みても非常に有益な経験であり、学生にもこの困難を乗り越えてほしいと継続して開催しているところです。
寒稽古期間は、若いOBOGが訪れ、学生とともに稽古をしてくれることも貴重ですし、大先輩が道場を訪れて学生に言葉をかけてくださることも大変貴重です。
本年も7日から10日までの短い間でしたが、学生はしっかり取り組み、11日には納会を開催してたくさんのOBOGや早稲田大学柔道部を応援してくださる方と一緒に新年の伝統行事を終えることができました。
私は本年の目標として、学生がやらされて取り組むのではなく、自分で掲げた目標に対してどう行動するか、自ら考え自ら行動できるよう、妥協しそうな学生にはしっかり声をかけてサポートしてまいりたいと思います。
本年も関係の皆様が健康で過ごされることをお祈りして挨拶に返させていただきます。
追伸:本年も早稲田への出稽古大歓迎です。柔道愛好家の皆様、出稽古希望の折にはお気軽にご連絡ください。
強化委員長&女子部門監督 西田清二