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監督の声

早慶戦(歴史編)  2010年11月05日

柔道の早慶戦のはじまりは明治35年(1902年)までさかのぼります。

早慶戦(歴史編)01
グレイシー柔術の祖であるコンデ・コマこと前田英世(光世)先輩もいます。

実はこれが各運動部の早慶対抗戦の先駆け。早慶戦のはじまりは柔道なのです。
ちなみに野球(明治36年)、庭球(明治37年)、レガッタ(明治38年)、剣道(大正14年)だそうです。

その後、紆余曲折を経て、記録上の第1回は昭和15年。
その際の両校の誓約書がこれです。

早慶戦(歴史編)02

10年間継続して早慶戦を行うことを誓約しています。両校の早慶戦を再開、継続することの決意が伝わります。
立会人までいて、まるで薩長同盟のような物々しさです。きっといろいろあったのでしょう。
その後、昭和18年の第4回をもって戦争により中断を余儀なくされました。

戦後、再開されたのは、昭和28年。

早慶戦(歴史編)03

講道館が超満員です。
戦後の娯楽が少なかった時代、庶民にとって学生スポーツが一番の娯楽でした。その中でも早慶戦は、野球やラグビーに代表されるようにすごい人気でした。
柔道も早慶戦が日本テレビで中継されるほどの人気だったそうです。
猪ノ口コーチ 今度はテレ朝でどうですか?


当時、早慶は全日本学生優勝大会でベスト4以上の常連校。
今でいえば、東海大学と国士舘大学が対抗戦をやるような感じですかね。
ちょっと 違うかな?

通算成績は 早稲田大学の52勝7敗2分。
今年は第62回大会です。
さて、今年はどんなドラマがあるのでしょうか?