監督の声
本日は、先月に引続き2回目の小室先生の講習会。
今回は、前回の復習と実践を意識した内容です。
また、最新のテクニックも伝授していただきました。
小室先生の教えには、本当にいつも目から鱗が落ちます。
最後は、『寝技バトルロイヤル』
３人ひと組。１分ごとに残った一人が有利の体制な相手に掛っていきます。
これが、結構、きつく、また、エキサイティング。
寝技は、奥深く、面白いです。
現役時代にもっとやっておけばよかった。
いや まだ遅くないか・・・
最後に、お言葉を頂戴しました。
小室先生は、自分の持ち味を生かすために、立技より寝技の道を極めることを決意。
立技は寝技に誘うためのテクニックだと割り切ったそうです。
つまり、自分の短所である立技を強化するより、自分の長所の寝技を伸ばすことに柔道人生の活路を見出したのです。
相当な覚悟と努力だったと思います。
指導をするときは、どうしても出来ないことに目がいきがちです。
短所をなじるよりは、長所を褒め伸ばしてあげることが成長への近道であるといことだということなのでしょう。
また、自分の短所はよく分かっていても、自分の長所はなかなか分らないものです。
指導者も学生もお互いの長所を認めあい、それを伸ばすことが大切です。
そうすれば小室先生のような個性のある選手や指導者を育てることができるのだと思います。
さて、本日、発売！ 『小室宏二 柔道 固技教本』
小室先生より、サイン入りで柔道部にいただきました。
我々の時代は、岡野先生のバイタル柔道が寝技のバイブルでした。
この本は、新しい時代の寝技のバイブルになること間違いないです。
小室先生のテクニックが、惜しげもなくこれでもかっ！というくらい紹介されています。
また、コラムも素晴らしいです。
どのような覚悟で柔道に取組んできたのか・・・
感動しました。
柔道家は必読！
皆さん 本当に寝技が強くなりたければ、立ち読みではなく、ちゃんと買いましょう。
小室先生 ２回にわたり有難うございました。