4月16日に大澤先生の扁額揮毫(へんがくきごう)が行われました。
扁額(へんがく)とは門戸や室内などに掲げる横に長い額や横額のこと。
揮毫(きごう)とは、著名人や書家などが、人からの依頼に応じて格言や看板の文字を書くこと。
ということで、OB会から大澤先生に、道場に掲げる扁額のための書の揮毫をお願いしたのでした。
この企画にあたり「大澤先生ってそんな字がうまかったかなー」と失礼なことを言っているOBがいましたが・・・
さてさて
さすが柔道十段。
書もまるでご自身の柔道のように小気味よく崩し、最後は得意の送り足払いのごとくズバッと決めます。
実に味があります。
あっという間に、たくさん書きあげられました。
さて、どれにするか・・・
これだなっ!
ということで決められたのは
『 変 化 の 妙 』
ところで妙とはどんな意味?
辞書で調べると
� いうにいわれぬほどすぐれていること。きわめてよいこと。
� 不思議なこと。奇妙なこと
大澤柔道の神髄がこの言葉に凝縮されているような気がします。
大澤先生は、どんなに大きく強い相手に対しても、捨て身の精神で変幻自在に技を繰り出す柔道をされたそうです。
その様をみて「玉砕柔道」と評する方もいたそうですが、常に一本をとる柔道を信条とし、それを実践されたのでした。
柔道を芸術のごとく昇華させた達人にだけ許される言葉です。
柔道だけではなく人生にも通じます。
早稲田柔道はこの言葉の意味を常に考え、実践していかなくてはなりません。
この先100年引き継がれる言葉です。
残った書は、本日見学にきたOBの皆さんが持ち帰られました。
私は、最後に残ったものを頂きました。
それも
『 千 本 稽 古 』
いまさら千本稽古はできないなー
いやいや、自分ではなく学生に実践させるのだ。
ということで、『変化の妙』を追及するため打込み千本でもいきますか。