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主将の声

卒業にあたって  2012年03月10日


前主将を務めさせていただきました村山拓也です。

卒業にあたり、主将としての一年間を軽く振り返ってみたいと思います。


まず始めに、常日頃から早稲田大学柔道部を温かく見守っていただくとともに、沢山のご支援、励みを与えて下さった先輩、関係者の皆様、本当にありがとうございました。




私の主将としての一年は試行錯誤の一年でした。
私は中高と、ある程度高いレベルで柔道を続けてきました。
なので、早稲田大学柔道部のように初心者や実績のない部員が半数を占める中で、

どのような練習メニューを組めば良いのか?
どうすれば、競技レベルに差のある部員全員が強くなっていくのか?

このことを常に考えながら主将として過ごしてきました。
結果としてまだ答えは出ていません。
今なお練習に行くとそのことばかり考えてしまいます。
そのため、思い通りにいかず時には後輩に当たってしまうこともありました。
その度に自分の人間力の低さに憤りを感じていたりもしました。


主将になった当初の目標は一つも達成出来ませんでした。

ただ部員達はみな成長してくれたと思います。

今年のチーム(レギュラー)は最低限のことは確実にこなすチームでした。
どの試合においても勝ち上がれると思っていたところまでは確実に勝ち上がり、ヒーローが出なくちゃ勝てないなと思うような格上の相手には予想通り後一歩のところで負けてきていました。
この後一歩を超えなければ絶対に勝つことは出来ませんが、後一歩を超えるためのスタートラインにはようやく立てたような気がしています。
少しは成長したかな?

早慶戦では後一歩のところで引き分けてしまいました。
しかしそんな中でも素人2人がよくやってくれたとおもいます。
結果は一本負けでしたが団体戦としてはチームに流れを呼び込むようないい試合をしてくれました。


こうして振り返ってみるとみんな成長してくれたんだなと感じています。


この一年は本当に貴重な日々でした。
他では味わうことのできない経験が出来ました。


次は赤迫主将です!
彼なら絶対的な力でチームを引っ張り、個人団体ともにいい成績を残してくれると思います。
健太頑張れ!!!



私個人のことも書きたいのですが、こちらは予餞会の方で。

ここでは軽く書きます。

私が早稲田大学柔道部を選んだのも、4年間早稲田大学柔道部で頑張れたのも、
「早稲田で勝つことに意味がある!」

これを忘れなかったからこそだと思っています。
詳しい内容は予餞会で!わら



一年間たくさんの方に支えていただき本当に感謝しています。

前主将 村山拓也