3月14日、神戸で行われた「自他共栄カップ」という試合に出場しました。
毎年、参加しているわけではなく、私たちにとっては初めて参加する試合でもありましたし、この時期の団体戦というのは今までにありませんでした。
試合結果を報告させていただきますと、昨年の全日本学生で勝った関西大学に敗れました。試合前の稽古で、私自身怪我をしてしまい7人戦の試合を6人で戦うということになりました。主将という立場で、チームに迷惑をかけ、勝たせることが出来なかったことは自分自身の力不足だと痛感しております。しかし、私個人を含め現在のチームの力が明確にわかったように感じます。今の自分の力、今回の結果をしっかり受け止め、目標である東京学生、全日本学生で勝つためにやらなければいけないことをやり、早稲田大学柔道部が成長した姿を見ていただきたいと思っております。
そして、この大会に出場するにあたって、部員全員が「自他共栄」についてレポートを書きました。礼法や試合中のマナーなど、部員それぞれが考えることを自分の言葉で書きました。柔道をやっている人ならわかっていて当たり前だということですが、改めて考え、それを書き、そのことを踏まえて試合をすることで、普段意識していないことがたくさんあったように感じました。私個人としては、中学生くらいのころから「綺麗な礼をする」ということを意識して試合に臨んでいました。しかし、礼法だけではなく柔道をするにおいて大切にしなくてはいけないことを、たくさん学べました。今回は、部員それぞれが「自他共栄」の精神を学び、その分人間的にも成長できたと思いますし、とても意味のある試合だったと感じました。
OBの浜田賢太郎先輩には、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
また、3月20日には予餞会が行われました。
この一年間、卒業生の先輩方の背中を見てきましたが、本当に頼りになる先輩でした。
これからも時間が合うときは、道場に足を運んでいただきたいと思います。
そしてこの予餞会にも、たくさんのOBの先輩方が来てくださいました。早稲田大学柔道部の一つの繋がりを改めて感じました。
卒業生の先輩を含めOBの先輩方、これからもご指導よろしくお願い致します。