5日は高田高校へ行きました。
高田高校は震災後大船渡市内に移転されています。
もともと学校があった場所も今は何もありませんでした。
2年前に運んだ畳の上で稽古をしました。高田高校のほかに、大船渡高校、大船渡東高校も一緒に汗を流しました。
最後はみんなでストレッチ!
「2年前にも、一緒に稽古しました!」という女子生徒がいました。その当時は中学生。
とても感慨深くなりました。また一緒に稽古しましょう。
最終日は気仙沼へ。
気仙沼高校にて、気仙沼向洋、志津川高、地域の少年団も一緒に稽古をしました。津波の被害を受けた気仙沼向洋高校は、新しく仮設校舎を建て、まだ運動の施設もないため、多くの部活動が気仙沼高校など近隣で一緒に練習をしているそうです。
柔道部もその一つです。
気仙沼向洋高の狩野教頭先生に、仮設の校舎を案内していただきました。
なかなか新しい校舎の建設計画が進まず、仮設校舎で高校3年間を終える学年もあるそうです。
この日の夜は、気仙沼復興商店街・南町紫市場で食事をしました。津波で壊滅的な被害を受けた南町。仮設店舗がたくさん並んでいます。
震災から2年半が経ちますが、復興はまだまだこれからです。テレビなどでもあまり取り上げられなくなるなか、実際に足を運び、目で見ることで現状を知ることができました。
吉田真也先輩より、
「みんなが来てくれることで現地の子供は元気をもらえる」と言っていただきました。
少しでも力になれたのなら嬉しく思います。
参加した部員も、現地の人たちと一緒に柔道をする中で、多くのことを感じました。
今後も交流支援活動続けていきたいと思います。
お世話になった関係者の皆様、本当にありがとうございました。