さて、今日はトレーナーズミーティングの日です。
トレーナーが全員集合して、チームの現状や課題を医科学的視点で考え、その後のコンディショニングの方針を決めていきます。
最近「お局」感が増してきた吉川学生トレーナーは必至にメモをとります。
佐藤研修トレーナーはピヨピヨしています。
部員の怪我の状況、部内の問題点、トレーナーにしか上がってこない選手の生の声などをトレーナー全員で共有し、トレーナーが選手に対してどう向き合っていくのかをヘッドトレーナーの指導のもと考えていきます。
学生トレーナーが毎日の帯同の中で感じる問題を、仲間どうしで解決していく重要なミーティングです。
トレーナーには練習や合宿、試合に帯同するだけでなく、実はそれ以外の時間で行う仕事がたくさんあります。
トレーニング方法の洗い出し、プログラム作成などもこのミーティングで行われています。
教科書にあるような基本的なトレーニングはもちろんですが、柔道の競技特性を考えて早稲田オリジナルのトレーニングやプログラムプランを立案していきます。すべてのトレーニングで、意識する点、指導のポイントも共有していきます。
また、選手の怪我の対処やリハビリ方法が本当によかったのか、ここで話あいます。症例検討会というやつですね。
早稲田大学柔道部ではトレーナー全員が怪我もリハビリもトレーニングもコンディショニングも全てを診ていくことになるので、こういったミーティングの時間がとても大切なのです。
大熊トレーナーが2年間という短期間であんなにスゴイ人になったのも、
このミーティングの時間でいろいろな問題を解決しつつ(ヘッドトレーナーに怒られつつ)、
柔道場ではコンディショニングに関する現場指揮隊長として頑張っていたからなんですね。
現場隊長になると、ヘッドトレーナーから様々な決定権が任されます。
学生トレーナー自らで判断しなければなりません。
ただし、ヘッドトレーナーへの報告義務がありますが。
大変だけれども大きく成長するチャンスでもあります。
さて、特に今回は、代の変わり目のミーティングなので、議論する内容がたくさんありました。
土曜日は、トレーナーによるトレーニング講習会です。
これから資料を作らねば!!