さてさて、柔道とトレーニングを頑張って、身体を変えていこうというときに、どんなに頑張ってトレーニングをしても、食事が微妙だと、身体は絶対に変化していきません。
そこで、必要だと思われる選手には食事の指導もおこなっています。でも、「これとこれを摂りなさい」といったような指導はしていません。
「自立した選手」が、「戦い抜ける選手」への第一歩だと考えているので、必要な事柄を教えた上で、選手自らで食品を選択し、考えてもらうようにしています。それを写真にとって送ってもらい、食品選択の方法を指導していきます。正解は教えません。できてたら褒めます(笑)
そうしないと、トレーナーがいないと何もできない「依存型の選手」になってしまいます。自らで自分の身体のことを考え、変えていくことが(変えていこうとすることが)できない選手に将来性はない・・・というのがトレーナーチームの考えです。
寮生活の場合は一般的には食事が整っているのですが、柔道選手であることを考えるとやはり食事の内容的に足りないものがあります。選手は自分で何が足りないか考えて、用意された食事にいろいろ足していきます。
例えばN選手の食事指導最初の頃はこんな感じでしたが
少したつと上のようになっていました。
考えている様子が伺えますね〜
自炊の日のメニューも最初はこんな感じで、
少し指導したあとのリベンジではこうなっていました。
なかなか頑張っています。
体格と運動量から考えるとまだまだ工夫は必要ですが、選手自身が頑張ってなんとか自分を変えようとしているのがお分かりいただけるかと。
選手が頑張っている以上、トレーナーも気が抜けません。
今週も頑張っていこー!おー!