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江川トレーナーのコンディショニング講座

2019年度トレーナーチーム総括  2019年11月28日

ご無沙汰しております。
先日11月25日に昨年11月から1年間のトレーナー活動の総括をするミーティングを行いました。
新体制に向けて、今までの評価できる点、反省すべき点とその具体的改善案について、科学的観点から細かくみていきました。

ミーティング参加者
・江川 陽介(H19年卒、日スポ協AT、CSCS)
・吉田 秀一(H30年卒)
・早川 梨香子(人科4年)
・小谷 亮輔(スポ科3年)
・内藤 遼太(スポ科1年)

ミーティングの内容につきまして以下にまとめます。

1.ミーティングの目的
今年1年を通して行われたトレーニング計画・コンディショニングデータ・外傷データに対するトレーナー側からの再評価と次年度の方針の検討。

2.外傷・障害統計について
昨年度と比較して外傷件数に差はない。
練習強度が上がると外傷・障害が増える傾向があるため、年2回はトレーナー側からセルフコンディショニングの重要性などを選手側へ指導する必要がある。
女子は足関節の外傷が減っているため、アップでラダーを取り入れ横方向の動きに対応できるようになった効果が出ていると考えられる。
手・指の外傷について、予防の観点から介入が可能なものとして倒立やウインドミルなどで負荷を分散させる指の使い方を再学習させることを提案。手押し車はやり方によって外傷発生を助長してしまうので取り入れない。

3.コンディションについて
前半は概ね順調であったが、後半は上手くコントロールできず、低迷した状態から回復しきれない時期があった。
低迷状態になると普段のオフでは回復が難しいため、柔道の感覚がどれほどで戻るのかを考えながら、時期を調整し、1週間ほどのオフを設けることを提案。

4.チーム運営について
新チームがどのように動いていくのか、それにトレーナー側はどのような対応をするのかについて、トレーニングのスケジュールなどを検討。

以上になります。


今回は代替わりでのミーティングのため、年間を通したデータを精査したことで、新チームが旧チームよりも良くなるために改善するべきところが多く出てきました。

江川ヘッドトレーナーから改善するためにすべきことを多く提示していただき、学生トレーナーも勉強になることが多くありました。学生トレーナーも勉強の面で選手に負けないほど頑張っております!!!

今後ともご声援のほど、よろしくお願い致します。
2019年度トレーナーチーム総括01