みなさんこんにちは。4年の高波です。
男子部は自主練習期間中。私は地元の富山に一週間だけ帰省しましたが、帰省初日で風邪をひき、鼻水ズルズルです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
さて、8月25日から柔道の世界選手権が日本武道館で行われており、連日、熱戦が繰り広げられています。
東京オリンピックのチケット抽選で大惨敗を喫した私は、せめて世界選手権はと思い、観戦しに行きました。
観戦してみて、特に印象的だったのは会場の演出です。
場内中央に設置された大型ビジョンには試合のリプレイやハイライト、広告が映し出されていました。
その他にも大音量のBGM、照明の派手な演出などなど。
金かけてるなぁ…
競技としての柔道のみならず、エンターテイメントとしての柔道がそこにはありました。
ただ、思ってたよりも空席があるなぁという印象も受けました。
以前、スポーツビジネスの講義で、スポーツの発展には「資金」「勝利」「普及」の3つの観点を好循環させることが大事だと学びました。
日本の柔道界は資金が豊富(たぶん)で、国際大会での実績も十分あります。しかし、普及という観点が少し弱いような気がします。
実際、柔道の競技人口は減少しており、会場に足を運ぶ人は、出場選手の身内や所属先の関係者、柔道関係者ばかり。
「柔道はやったことがないけど好き」というような、いわゆる「柔道ファン」は少ないと思います。
そういった意味で、今回の世界選手権、そして来年の東京オリンピックは「柔道ファン」を増やす絶好の機会なのではないでしょうか。
頑張れニッポン柔道。負けるなニッポン柔道。
以上、柔道コメンテーターの高波がお送りいたしました。
では、また次回。お楽しみに〜。