監督の声
来週の日曜日は、いよいよ早慶戦。
今シーズン最後の試合。
四年生は、この試合をもって引退です。
慶應義塾大学では、慶早戦と呼ぶそうです。
まさにお互いの母校の名誉と誇りを懸けての試合。
絶対に負けられない勝負がそこにあるのです。
昨年から早稲田大学では、早慶戦に勝った運動部は大学総長主催の祝賀会に招待されます。
是非、招待されてみたいですな。
日曜日にオーダーが交換され、いよいよ早慶戦モード。
否が応でも気持ちは高まります。
昨年は、点取り方式でしたが、今年は２０名による勝抜き戦。
もともと早慶戦は、勝抜き戦のみでした。
しかし、一時期、両校のパワーバランスが崩れたことにより、両校の合意にて、平成１０年の５０回大会から勝抜きと点取り方式を交互に実施することとなりました。
勝抜き試合は、さまざまなドラマが生まれます。
なんと言っても見所は、ポイントゲッターが何人抜くか！
また、そのポイントゲッターをどうやって止めるのか？
ちなみに歴代の抜き記録ランキングを発表します。
第５位
６人抜き
山下雅之（第15回・早稲田）
島本修三（第29回・早稲田）
森川俊介（第41回・早稲田）
第４位
7人抜き
前田壮象（第53回・慶應）
第３位
8人抜き
永岡祐一（第48回・早稲田）
宇野哲郎（第59回・早稲田）
第２位
9人抜き
村瀬秀行（第46回・早稲田）
後藤有輝（第60回・早稲田）
第１位は・・・・
なんと １２人抜き！
橋本裕司（第45回・早稲田）
もちろん、昔と今の抜き数の価値は、同じ尺度で計れません。
昔の早稲田は、部員が１００名を超える部員の代表。
メンバーに入るだけでも大変。
おそらく慶應も・・・
しかもルールが違います。
おそらく技あり以上、指導はなかったはず。
本当に強い人しか勝てなかったのでしょう。
しかし、１２抜きは不滅の大記録です。
早慶ともに誰がこの記録を破ってくれるのでしょうか？
さて、今大会は見所が満載。
國學院栃木高校出身の両校の主将 村山（早稲田） 対 小倉（慶應）の試合はみられるか？
学生柔道界の重量級を代表する二人 赤迫（早稲田） 対 藤井（慶應）の因縁の対戦は？
今年も、大接戦が予想されます。
このブログを見ている早慶の関係者の皆さん、是非とも会場に来て学生への声援をよろしくお願いします。
一般の皆さんの来場もOKです。
皆様の来場をお待ちしております。
第６３回 早慶柔道対抗戦
【日 程】 １１月２０日（日）１３時〜
【場 所】 早稲田大学１７号館（柔道場）
【ルール】 ２０人制 勝抜き 講道館柔道審判規程による