こんにちは。
前回の女子主将の声から大分時間があいてしまいました。
あらためまして、女子主将をつとめさせていただいております。宍戸です。
さて、今年度はかなり多くの大学に出稽古に行かせて頂き、普段女子とあまり練習できない私たちにとって非常に良い経験となりました。
日大、日体大、国士舘大、平成国際大、淑徳大、埼玉大、毎月行われるNTCでの合同練習。
その中でも特に印象に残っているのはゴールデンウィークに参加した全日本の強化合宿です。
それは、4月に昨日まで行われていた世界選手権の代表が決定してから、初めて代表が全員召集された全日本合宿でした。
練習メニューが発表されるまで私たちは「これからどんな練習がはじまるのだろう」と、びくびくしながらすごし、乱取りの本数が発表された瞬間その多さに、厳しさに気が遠くなりそうになりながら4日間、練習に参加していたことを覚えています。
しかし、代表のみなさんは私たちが参加していた午前・午後の2部練のほかに朝のトレーニングもこなし、それが10日間も続いたそうなので、まだまだ私たちは足元にも及ばないですね。
今回の世界選手権の直前に、全日本の園田監督は「君たちは世界中のだれよりもつらく厳しい練習に耐えてきた。そのことを自信にして思いっきりやりなさい。」と代表の選手たちに声をかけられたそうです。
日本代表の選手たちがまさに、死にものぐるいで練習していた一場面を見ていたので、その話は私の心に深く残りました。
また、日本の選手陣もその言葉に答えるかのように素晴らしい活躍でしたね。
先日行われた東京学生では早稲田の女子は全員不甲斐ない結果に終わってしまいました。
意識を高く持ち、レベルの高い練習をこなし、そしてそれをだれよりも多くやる。
これが勝利への一番の近道なのではないかと今更ながら感じました。
私は、今回負けてしまったのでもう試合はないのですが
世界選手権を見て感じたこと、
そして早稲田に足りないものは何か?
それを11月の引退までに後輩2人に伝えることが最後の女子主将としての仕事かなと思っています。
監督、コーチをはじめOBの諸先輩方、
これからも男子にくらいつきながら頑張っていきますので応援よろしくお願いします。
また、練習に参加させて頂いた多くの大学の柔道部の皆様、いつもありがとうございます。
これからもご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。