先日12月19日に江川トレーナーによるトレーニング講習会を行いました。
今回の講習では、新体制におけるトレーニングの方針を説明しました。また、4月と11月にスポーツ科学部で測定した個人の身体組成データの差から、来年度の目標とする筋肉量と筋力の値を計算し、具体的に自分が何月までにどれくらいの重量を挙上しなければならないのかを、選手全員に示しました。
その後、各トレーニングの正しいフォームについて講習を受けました。
今期の鍛錬期間は基本の種目を中心にしっかりと鍛え、総合的に筋肉量を増やしていきます。
柔道という競技において、筋力トレーニングは必要ではありますが、筋力トレーニングをすれば柔道が強くなる訳ではありません。柔道における筋力トレーニングの意義は、技特定の動作の偏りによる身体への負荷を分散すること、また各自の階級において少しでも除脂肪量(筋肉)を増やして、自分の柔道の可能性を広げることにあります。
目標に向かって進み始めた選手たちが迷うこないよう、トレーナー一同、選手の身体作りのサポートをしていきます!
文責:吉田