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部員日誌

つらつら?  2017年04月04日

こんにちは
2年生になりました、早川梨香子です。
桜が満開になってきましたね! 青空に映える桜に見とれながらも、新年度に向けて 気が引き締まる思いです。


さて、
先日放送されていたドラマに「東京タラレバ娘」というものがありました。今回は そのテーマの一つ、
〈過去を振り返ってはいけない〉
ということについて。

私は、過去を振り返り「あの時〜だったら、今頃…だろう。」と考えることは、そんなに悪いことではないと思っていました。
考えたところで何も変わらないのだから、考えるだけ時間の無駄だと 皆は言います。しかし その上で、「あの時〜だったら、、、」と想像を巡らすのも、少しくらいは良いだろうと思っていました。

しかーし。
私たちは、常に「選択」に迫られている生き物です。
何を考え、何をするか、
日常生活での些細なことから、人生の分岐点になりうる進路まで、
何から何まで、「選択」の元 行動しています。
つまり、「今の自分」がいることは奇跡に近い。必然だと思ってはいけない。縁に(悪運すらにも)感謝しなければならないな、と。

他方、
「あの時〜だったら、、、」と考えた先にいる自分は、
「あの時」から「今」まで、常に最善(?)の選択をし続けてきた、運の良い、最高に輝いた自分。
「あの結果ならば、絶対にこうしていた」と、今 思っても、
振り返った過去にも、やはり「選択肢」が たんまりとあるわけで。。
と考えると、
「あの時〜だったら、今頃…だろう。」の…になる可能性も、やはりゼロに近く。。


改めて、過去を振り返ることの不毛さを理解しました。
過去は変えられないけど、ちょっとくらい、今より良い(?)自分を想像しても良いでしょ、
と思っていた自分は、バカで傲慢だったな、と。




過去は安易に振り返るもんじゃないなぁ。

Author:早川 梨香子(9年)