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部員日誌

エール担当  2019年06月07日

お久しぶりです
スポーツ科学部3年の清水祐希です
3年生になって初めての部員日誌となります。

後輩が昨年からさらに増え、部での役割も与えていただき上級生として気が引き締まる思いです。

さて、僕は役職の一つとして「エール」を勤めさせていただいております。早稲田大学柔道部で代々受け継がれている役割であり、主にOBOGの先輩方がお越しくださる催し物の際の校歌斉唱及び、主役へ贈るエールの指揮を行います。所謂応援団長のようなものです。

各学年1人だけということもあり、やらせていただけて光栄で、大変貴重な経験をさせていただいているという自覚はあるのですが、実は最初はエールはやりたくなかったです。
異様な身振り手振りを交えつつ「柔らかく」「元気よく」と狂気の声を発することが恥ずかしく、大事な式の締めくくりをさせていただく勇気がなかったからです。
柔道部に入部して初めてそのエールを行う先輩を見たときはこれまでの18年間で初めて目にする光景に度肝を抜かれました。
しかし、先輩から指名していただいたからにはこの役職を断るわけにはいかず、卒業後飲み会等の席でエールができると盛り上がるという僕の心には一切響くことのなかった説得をされた挙げ句、有り難いことに今年度から勤めせていただくことになりました。

記念すべき最初のエールでは声が小さくて聞こえないとのご指摘を受けましたが、2回目は大隈講堂に響き渡る魂の叫びにお褒めの言葉をいただき嬉しかったです。
今でも前代エール担当の瀬川さんと夜の武蔵関公園で二人きりで練習したときのことは忘れられません。

乗り気ではなかった自分の心のためになにかエール担当として自分で誇らしく思えることはないかと思い、寝る間も惜しんで考えたところ一つ閃いたことがあります。
僕はこれから末永く受け継がれるであろうエールの記念すべき令和元年度担当だということに気が付きました。
これから新入生歓迎会等校歌を歌う機会が増えますが、新元号一発目のエール担当として誇りを持って勤めさせていただきたいと思います。

以上、令和元年度エール担当の清水祐希でした。

失礼いたします。

Author:清水 祐希(8年)